第三極として発信したソフトバンクも一時はドコモを急追していたのですが、ここ最近はその勢いもちょっとした一服感があるように感じます。決して勢いに陰りが出て来たというものではなく、次々と新しい基軸を打ち立ててきた戦略もそれが格安スマホのほうに取られた格好ですね。ソフトバンクくらいの規模の大きな企業になると格安スマホに参戦するのは収益性を考えても採算が合わないのは当然のことです。ですからこれからはぶれない基軸も大切ですが、付加価値的なサービスをより強固にする戦略が求められているのです。そのような中で9月7日に発表された戦略がTポイント3倍キャンペーンです。これはファミマやガスト、TSUTAYAで買い物をして会計時にTカードを提示し、さらにソフトバンクの携帯やスマホを利用していることが条件になります。これは携帯やスマホをTカードと合わせて提示することになるのですが、事前にTカード番号を携帯やスマホに登録することで可能になります。キャンペーン開始は10月9日からです。オプションによってはTポイントが5倍になることもあるということです。Tカードとソフトバンクのコラボはこれからも目が離せないですね。これはある意味楽天モバイルに対抗しているのかも。