普段かけているメガネだとPS VRなどを装着しにくく。小さい眼鏡を作ったら視界が狭くてVRのメリットが生きません。悲しい。まずはスマホを差し込むタイプからでいいので、カードボード式のVR HMD「NUNULO」のレンズを使ったVR HMDを我らのために出してくれと、声をあげましょう。NUNULOの特徴は、レンズの前面にダイヤルがついていることです。これを回すと視度の微調整ができるのです。2016年にKickstarterでプロジェクトを展開していた頃は、近視と遠視対策かと思っていましたが、先日開催された国際メガネ展でブースを尋ねたところ、乱視度数の調整も可能となっていました。乱視がある人がメガネを作るときって、視力検査の後に2枚のレンズをいれたメガネでテストします。外側のレンズを回転させることで乱視の調整を行ないますが、それができるわけです。どんな視度でもマッチするレンズというのは難しいでしょう。でも規格化されて、自分の目にマッチしたレンズに交換できるシステムだったら、夢のメガネレスVR HMDの世界がやってくるのです。