米KFCが、スタッフ研修用のVRトレーニングアプリ「The Hard Way」の動画を公開しています。なぜか世界観が異様に怖いのです。動画では、カーネルおじさんの顔がぐるぐる回転するドアに、鳩時計のようにカーネルおじさんが出てくる時計、さらに壁に掛けられた肖像画の目が動く(奥に見ている人がいる)など、無駄に恐ろしいギミックがあるのです。サブタイトルに「エスケープ・ルーム」とあるように、このキッチンから脱出するのが目的で、チキンの揚げ方を習得するまで出られない部屋となっているようです。他にも肖像画からビームが出ていたり、雰囲気が全体的に暗いといった恐怖演出があるものの、実際にVR空間で手を動かして覚えられるのは事前の研修として確かに良さそうですね。ニワトリがレーザーで消えるシーンは何の作業かよくわかりませんが。KFCのYouTubeアカウントでは同アプリの360度動画も公開中で、短い時間ながら実際のVRトレーニングを主観で体験することができます。