格安スマホは月額料金がdocomoやau、softbankで契約するよりも安いのには理由があるのです。それは「電話回線やLTE通信網の一部を借りているから」ということです。自分の会社で回線のインフラ整備を用意する必要がないので莫大なコストを節約できます。携帯通信会社に利用料を支払えばその分電話やLTE回線を借りて契約者に提供できるので月額料金を安く設定することができるというわけなのです。ただし、その分契約者に提供できるネット回線が少なくなりパンクしやすかったり混雑時にはLTE回線の速度が遅く動作が重くなるケースもあります。しかし、3大キャリアの料金プランにはない自分が使う分だけのプランに柔軟に対応できるのが大きなメリットとなっているのです。最近では格安スマホと呼ばれるSIMフリースマホと格安SIMカードをセット販売が増えてきました。とはいっても、すでにdocomoやauのスマホを持っていたりSIMフリーのタブレットにさして使いたいという人にはSIMカード単体のデータ通信のみのSIMでも十分です。結局はdocomoやau、softbankの通信網を使っているので通話やネット回線には問題ありません。MVNOの違いといえば、月間通信量や月額料金、料金プランの豊富さ、さらには余った通信量を翌月に持ち越しができるかできないか、キャンペーンでお得にキャッシュバックがもらえたりできるか選べるSIMフリースマホ機種の数などです。